やって来ましたよ、ニコンD850! 「ニコン帝国滅亡まであと365日」的な状況の中「ヤマト」のように「ニコ爺」たちの希望を一身に集めリリースされました。
正直、私はあまり期待してませんでした。(なら、なぜ買う?)
まぁ、Nマウントレンズ、いっぱいもってるので潰れてもらっちゃ困るし、D800から約5年「見せてもらうじゃないか、ニコンの底力とやらを!」的な軽い気持ちで購入。
グリップの形状のせいか、持った感じは軽い! シャッターはD800に比べてソフトでマイルド!
ファインダーは広く、画角を確認するには目をくるりと回さないといけない印象。
液晶モニターはローアングルやハイアングル撮影に対応するように飛び出すチルトアップ方式(今や全く珍しくないのだが)。
まぁ、マニュアルフォーカスレンズを多用する私にはあまり恩恵がないシステムと思いきや、ピントピーキング機能(ピントがあってるところに色がつく機能)がついておりそれが意外にも見やすい!(これで老眼が進んでもマニュアルレンズが使えるぞ!)これで人ごみの中のアイドルも撮影できるし(撮るんかい!)気軽にローアングルで煽れる!
しかも、ミラーアップ時のみだが電子シャッターによる無音撮影可!
そのほかにも使える機能盛りだくさんのようなので、早く手足のように使いこなせるよう精進します。
この手のカメラは重く持ち出すのが億劫になるのだが、旅に持ち出したくなる良いカメラだと思う。
撮った結果も大事だが、撮影する過程も重視している、「さすがニコン!」と思わせる一台です。