その志や、良し!

去年、一昨年と横浜で開かれる、カメラの見本市「CP プラス」に行っていたのですが、今年はあまり、興味を惹かれるものがなかったこともあって行かなかったのですが、こないだ、ヨドバシで見た「富士のX−Pro2」にハートを打ち抜かれた!

デザインはライカMを彷彿とさせるレンジファインダー風なのだが、このファインダーが素晴らしい!電子ビューファインダーと光学ファインダーが切り替えられ、さらにこの光学ファインダーのモードの時2画面で小さな電子ビューが表示され拡大画像でピント合わせのアシストをするもの、これなら被写界深度の浅い明るいレンズを開放でがんがん使える。

もともと、富士のフィルムシュミレーションにも興味深々だったし、Mマウントレンズをデジタルで試したい気持ちもあったので早速、マウントアダプターと共に予約購入した。

普通のデジカメでは「ヴィヴィッド」とか「スタンダード」とか名付けられる画像の仕上げ設定がこのカメラでは富士フィルムの製品名「プロヴィアとかアスティア」とかでカメラ好きにはたまらない、なかでも白黒モードの「アクロス」は素晴らしい!何を撮っても絵になる! 「Oh! world is beautiful!」

最初はAPSC(フルサイズでない)であることや無駄に動画機能が付いていることが気になったが、「まぁ、こんなマニアックなデジカメを作ってる富士フィルムを応援したい!」ということで購入を決めたのですが、予想をはるかに上回る名機です。

しばらく、白黒専用機として楽しみたいと思ってます。