土門拳との邂逅

フィルムがどんどんなくなっていくこのご時世に、ローライが新しくフィルムを発売しました!

お値段はこんな感じで、ちょっと前なら「げふっ!」って思ったでしょうが、今やみんなこんな値段になってしまったので驚きません。

フィルムの値段に見合うだけの良い写真を撮ればいいだけ!と自分の中では納得してます。

さて、ブログを書きながら、ネットを調べてたら、このフィルムローライのライセンス生産品らしいっすね、

まぁ、どこが作っていようとよいものであればいいのです。

本日は九州芸文館という美術館にいってまいりました。

写真家土門拳の作品展を見てまいりました。

当たり前ですが、素晴らしい作品ばかりで、土門さんが生きているうちに話が聞きたかったと思ったら、

「聞けるじゃねぇか。」と言われたような気がしました。

すなわち、作品の中に気持ちが込められているので、作品を鑑賞することで土門拳さんと対話してるような気がするのです。

「写真を撮る時に水平をだすのは重要ですか?」と訊くと「あんなもの自分の中に基準がない連中が他にたよるものがないから水準器にたよってるだけだ!」って具合にです(あくまでも私の中の土門さんの話です。)。

作品は大伸ばしにしても全然荒れてない、改めてフィルムの凄さを感じました。

私が中盤カメラに手をだすのも時間の問題か、、、。

この九州芸文館は新幹線の筑後船小屋駅の真ん前にあります。

しかし、なんでこんなとこに新幹線がとまるのかがまったくの謎です。(何かの政治力か?)